日本横断チャレンジ!!
ようこそ!!EVERYDAYりくてぃ へ!!
最近ですね、ロードバイクというものにハマっていまして、それに乗って日本列島を横断してみたいという野望ができました。
でもさすがに、思い立ちで達成できるような事ではありません。なので僕は今、苦手なコツコツと練習するということを頑張っています。
[Contents]
- ビギナーの僕
- 初めての遠足
- これからの僕
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- ビギナーの僕
始めは往復1~2時間程度の場所を目的に練習をしました。
まぁそれでもビギナーの僕にはハードでした。
なんといっても、ふくらはぎの張りがすごかったです。
帰宅してからの自宅の階段が富士山のように高く感じられました。(笑)
それを5回ほど積むと、もうそれはかなり楽々に往復できます。
やはり、ペダリング(自転車の正しい漕ぎ方)というものも覚えれば、ずっと漕いでてもそんなに疲れませんでした。
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- 初めての遠足
いよいよ、遠出をする準備ができました!!
普段の倍の距離を達成出来るのかという不安と自転車で慣れない土地を進む不安がありました。まぁそんな不安は付きものなので、行き当たりばったりで何とかするしかないと腹をくくりました。(笑)
(ここからは小説形式でお楽しみください。)
4月19日 午後2時 りくてぃ選手 スタートしました!!
距離にして往復約50㌔。彼の時速は約20㌔。
彼は今すごくワクワクしている。あったかい気候の中、自分の力で風を切る。慣れ親しんだ街中をどんどん進む。練習の時によくとおった道、舗装してある道や順路は頭に入ってる。今のところは物凄く順調だ。
やがて練習では来たことのない道の世界に足を踏み入れる。でも大丈夫。Google Earthで道順を懇切丁寧に調べてきた。彼は自身満々に、好奇心旺盛に辺りを見回しながら軽快に進む。
そして、気づけば往路の約半分の15㌔地点に彼はいた。
案外早かったものだ。直線が多かったおかげかもしれない。比較的車通りも少なくて、車線をゆったりとスムーズに走ることができていた。久しぶりに天気の良かった日なこともあり、彼と同じような自転車で走っている人が多く見受けられた。
そして彼は再び青空の下ペダルを漕ぐ。
その15分後
なんだコイツ!?
彼は思った。
彼と同じようなロードバイクに乗り、同じようにヘルメットを被り、リュックを背負った長髪のおっさんだ。
もともとおっさんはノロノロと彼の前を走っていた。そのため、彼は車道の様子を見ておっさんをスムーズに抜かしていった。。。
しかし
追い上げてきた...おっさんが追い上げてきた。
さっきまでノロノロと走っていたのに、彼を追い越そうと言わんばかりのスピードで追い上げてきた。正直彼はバカ怖かった。何か悪い事でもしてしまったのか、ビギナーの彼には知らない自転車界のルールがあるのか、彼には全く分からない。
もしおっさんが怒っているのであれば、追いつこうとする前に何か叫んでくるだろう。しかし、不思議なことにおっさんは黙々とペダルの回転を速めようと努める。
こわいこわいこわい、、、逃げよう逃げよう逃げよう。
彼もペダルの回転を速めた。すると幸いにも、彼とおっさんとの距離は開いた。そしておっさんは信号に捕まっており、彼はおっさんが見えなくなるまで距離を開いた。気づくとおっさんはいなくなっていた。あれは何だったのだろう。
若者とレースをしたかっただけなのか、、ホラーだった。
そんなおっさんに気を取られているうちに、気づけば寄居町に入った。
山の方の町で、とても空気が澄んでいた。彼の心も自然と雄大になり、テンションが上がっていった。目的地の寄居駅まではもう少し。ラストスパートをかけた。
遂に!到着!!
往路 訳2時間かけて寄居駅に到着。
記念にパシャリ。いい笑顔やんなぁ~(*´з`)
寄居駅は思ったより、ショボかったと彼は言った。
彼曰くそこで見たものは、タクシーのおじいちゃん達は喫煙所で戯れて楽しそうだった様子だけ。空を見上げると、黒い雲が迫ってくるのが分かった。
よし、帰ろう。
一般に、帰りは行きよりも時間が経つのが早く感じるものだ。
この遠足は違った。
その理由は、自転車の天敵『向かい風』だ。
こんな坂あったか?この直線はこんなに長かったか?
彼はそう感じていた。それもそのはずだろう、自転車に乗らずに直立しているだけでさえ、前髪が浮きそうな程の風が吹いていた。行きは時速約20㌔で走っていたのが、今では約13㌔……進まない。
ギアを1にしてなんとかペダルを回しても、体で風の抵抗を受けてしまい、やはり時速13㌔。 彼にできることは、なるべく風を受けない姿勢でペダルを漕ぎ続けて前に進むことだけだ。
「あああ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁ~~~~~~きちぃぃ」
知らない街で疲れた体を奮起させる。風も冷たくなってきたのもあり、精神的にかなり辛かった。でもここで止まるわけにはいかない、”おれは”やりきるんだ、絶対にやりきるんだ!” そう心の中で繰り返した。
彼は叫ぶ。漕ぐ。
彼の声も書き消すほどの風が吹く。
それでも彼は叫ぶ、そして漕ぎ続ける。
...
...
そして、見慣れた街へ足を踏み入れた。
彼は今まで感じていた不安と緊張感が払拭されたように感じた。そのため、足取りが軽くなった。自宅まであと少し!! 今にも隠れんぼしそうな夕日を呼び止めるようにして走った。
やっと、やっと彼は無事に自宅周辺に到着した。終わりそうな菜の花と一日を惜しむかのように彼はシャッターを切り、この遠足に幕を下ろした。
復路約3時間
計 往復約5時間
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- これからの僕
次の目標としては、まだ明確に決まってるわけではないんですが、とりあえず距離を伸ばしたいなと。
朝9時に出発して夕方6時くらいに帰る。
そんな遠足をしてみたいです!
距離にしたら相当なものなので、またコツコツと苦手な練習とやらを頑張っていきたいと思います!(*^-^*)
ほんじゃ、ばいちゃ!!
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